2015年6月10日水曜日

30秒スピーチ

先日テレビを見ていたら、新しく採用された兼六園ガイドさんの奮闘ぶりが放送されていました。
中でも、兼六園の名前の由来が難しくて覚えられないと話されていました。
そこで、私も知らなかったのでインターネットで調べてみました。
兼六園は、相反するすぐれた景観(六勝)を調和させ、対照の美を演出しているとのことでした。
六勝とは、宏大(こうだい)幽邃(ゆうすい)人力(じんりょく)蒼古(そうこ)水泉(すいせん)眺望(ちょうぼう)であり、宏大と幽邃は相反する意味を持ちます。広々として明るく開放的であるが、静寂と奥深さも持っていると、いう意味です。人力と蒼古は、隅々まで人の手が加わっているが、自然の山中の様に苔むしたる状態をたもっていると、いう意味です。水泉と眺望は、水が流れるのは、山間や谷底などの低いところ。このため、水と戯れながら遠望を楽しむことはできませんが、兼六園では、白山や内灘砂丘、能登半島まで眺める事ができます。水泉と眺望の共存は他の庭園が真似できない最大の特徴とのことです。
 昔の人には奥深い思いがあり、それを形に残している。大切な遺産がここにもありました
ちなみに、兼六園のガイドを個人で頼むと40分500円とのことでした。
ガイドさんを頼んで石川県人としての知識を深められるのなら、
ワンコインレクチャーはリーズナブルだと思うので、是非試してみたいです