2016年9月4日日曜日

UMAMI

先日、「看護におけるものの見方・考え方」と言うテーマの講演会に参加しました。
講師は、ノースカロライナ州大学チャペルヒル校母性看護学部のSeonAe  Yeo教授。


聖路加看護大学をご卒業されて東京大学で博士課程を修了されている先生で日本語での講演でしたので、安心して聴講出来ました。
ゆっくり丁寧な口調でお話される中で、看護は保健医療における「UMAMI」であると仰れた事に
感動しました。


画家は視覚に、音楽家は聴覚に、シェフは味覚と臭覚に訴える。
看護は触れる(五番目の感覚)ことでUMAMIの発見が出来ると。
私は、患者さん家族に寄り添う事。
そして、看護の看は手で見ると書きますがしっかり患者さんに手当をする事が旨味ではないかと考えました。


職業団体としての専門性の確立の為には、UMAMIを実証し検証し科学的に捉える事が必要なんだとも仰っていました。
その為に必要な研究の要素や認識論など難しいお話もありました(^^;


臨床現場で、このUMAMIを患者さんに味わって貰える様にCAREをしていく事が自分の使命なのではないかと感じる事が出来た大切な時間を与えて頂きました。!(^^)!